関西医科大学第二内科同門会
第二内科は、循環器・腎臓・内分泌を中心とする講座として、これまで多数の医局員を輩出し、臨床および研究の両面において豊富な実績を積み重ねてまいりました。近年、医師臨床研修制度の変化に伴い、医局に対する意識が希薄化しているとの指摘もありますが、本制度は臨床教育の効率化という点で意義を有する一方、研究面における体系的な支援は必ずしも十分とは言えません。そのような中にあって、第二内科は従来より臨床を重視しつつ、臨床研究ならびに基礎研究にも力を注いできた伝統を有しており、その基盤の上に多くの優れた医師を育成してまいりました。同門会には、こうした環境で研鑽を積まれた諸先輩方が多数おられ、その人的ネットワークは大きな財産であります。
今後、医療はさらなる進歩を遂げるとともに、生成AIをはじめとする新たな技術の発展により、大きく変化していくことが予想されます。そのような時代において内科医には、先進的な医療知識と技術を修得するのみならず、研究に裏付けられた論理的思考力を備えた医師像が求められます。さらに、AIの進展によってこそ、人と向き合う力、すなわちコミュニケーション能力と人間性の重要性が一層高まるものと考えます。
当医局は、現役医局員とOBとの連携が良好であり、上記のような理想とされる医師像に近づくための環境が整っている医局であると考えています。同門会としても、現役医局員の臨床および研究活動を全面的に支援する体制のさらなる充実を図ってまいります。志ある先生方におかれましては、ぜひ第二内科の門を叩き、ともに研鑽を積んでいただければ幸いです。